こんにちは。不動産コンサルタントのてるちゃんこと、照井でございます。
さて、今回のブログテーマも相続でございます!大きなテーマですので、まだしばらく続きます♪少しでも皆様の為になる様な執筆をしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!
不動産相続の具体的考察
不動産相続の対策をする前にまず考えておかなければならないポイントについてご説明いたします。そのためには、「相続をそもそも何のためにするのか」というキーワードを考えて頂ければ分かりやすくなるかと思います。
不動産相続における5つの視点
不動産相続をする理由として、ベースになってくるものには次の5点があります。
①不動産は原則として継続していくが、その所有者や経営者には寿命があること。
②不動産事業は継承後の新しい所有者が意思決定を持つため、将来にわたる戦略的思考が要求されること。
③不動産事業も利害関係者全員の未来の幸せに繋がり、社会がそれを認めていなければならないこと。
④その相続や承継によって、どんな未来ビジョンがあるかを事前にできるだけ広範囲の人々に示しておく姿勢が要求されること。
⑤税対策や収益といった目先の損得よりも優先させるべきものを考えておかなくてはならないこと。
まとめ
不動産の相続において考えなければならないことは、単なる相続や承継という一時的な現象ではありません。不動産は永遠であって、ゴーイングコンサーンと呼ばれる継続・永遠性が最大の目的になっています。それに対して、「それらをマネジメントする側である人間には寿命があるため、相続や承継といった問題が発生する。」といった当たり前のことを、まずは理解しておく必要があります。したがって、単に相続とか継承というある時点において、とりあえずバトンタッチすることだけを考える一時しのぎではより良い相続や継承にはなり得ず、常にその先にある未来を意識しておかなければならないのです。
次回は、具体的な相続対策のご説明に入る前に、上記の不動産の相続に関して発生する「争族」という大きな問題に関して少し掘り下げてご説明を差し上げて参りたいと思っています。
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