
さて、今回のブログテーマも引き続き、相続のお話でございます!
その中でも、相続が起きる前に理解しておかなければならないことについて、今回は執筆して参ります!
「見えざる債務」の理解
相続について考えるときに、相続税は「見えざる債務」である、という考え方の理解が必要になってきます。例えばですが、もしも被相続人に金融機関からの借入金などがある場合は、将来それを受け継ぐ可能性が有る相続人側は相当な意識をしているはずです。極端に言えば、相続人はプラスの財産なら相続したいけれども、借入金等のマイナスの財産に関しては相続の前に無くしておいて欲しいと考えていることが多いです。
相続税は「国からの借入金」である
ここで、上記の希望の通りにマイナスの財産を無くして一定規模以上のプラスの財産だけが相続財産となった場合、その財産の規模に応じて相続税という負担が必ず発生することになります。こういった理由から、相続税はあえて言うと「国からの借入金」とも言えてしまうのです。相続税の非課税枠を超える様な資産の相続を受ける人は、将来その借入金を相続税という名目で国に返済しなければならない、ということになります。相続人からすれば本来、マイナスの財産は相続したくなかったのに、国に返済しなければならない相続税という借入金も相続することになってしまうのです。
まとめ
以上から、「相続税など計算したこともない」という不動産所有者は、「金融機関から現在いくら借りているか私は知りません」と言っていることと同じです。もしこれが仮に金融機関からの借入金だったなら、しっかりと金利交渉などを行い、返済原資も明確にし、返済期間内で返済が可能になる様に返済方法を決定しているのではないでしょうか。
そして、この「国からの借入金」である相続税の返済期間はわずか10ヶ月しかありません。更に、この10ヶ月のスタートは相続開始日(現実には、相続人が自分のために相続開始があったことを知った日の翌日)となるので、考える時間が極めて少ないのが現実となっています。
もし少しでも相続についてご心配になられたのであれば、お近くの信頼できる不動産屋さんに直ぐにご相談されることをお勧め致します。相続について真剣に考えるタイミングは早すぎる位が丁度良いのです。
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